Windows 10 無料アップグレード用の Windows 7 を用意する手順 (VMware Fusion 仮想マシン)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
procedure_to_prepare_1

VMware Fusion 仮想マシンで、Windows 10 無料アップグレード用の Windows 7 を用意する手順

1. VMware Fusion 仮想マシンが格納されているフォルダを開き、Windows 7 の仮想マシンをコピー & リネームします。
VMware Fusion 仮想マシンが格納されているフォルダのパスは /Users/自分のユーザー名/書類/仮想マシン/
拡張子は .vmwarevm
(ここで新しく作成した仮想マシン(クローン)を この先、便宜的に「Win 10」と呼びます。)

2. VMware Fusion に「Win 10」仮想マシンを認識させる為、ファイル > 開く から「Win 10」の仮想マシンを指定して起動します。(ファイル > インポート からだと「Win 10」のファイルが選択できなかった為。)

3. 「Win 10」仮想マシンを初期起動した際に、メッセージウインドウが表示され、仮想マシンの管理上、コピーされたかどうかについて尋ねられるので、素直に「コピーした」と返答します。

このマシンは移動またはコピーされた可能性があります。
特定の管理機能およびネットワーク機能を構成するために、VMware Fusion ではこの仮想マシンが移動されたか、またはコピーされたかを認識する必要があります。
よく分からない場合は、[コピーしました] を選択してください。
[移動しました] [キャンセル] [コピーしました]

Move_or_copy_files_2015-06-10 18.32.43_1

4. 「Win 10」仮想マシンが起動するので、「仮想マシンのライブラリ」のリストの中で、「Win 10」がどのマシンかを特定し、覚えておく。この時点ではまだ表示されるマシン名などが古いまま(Windows 7 の状態)なので、元々 Windows 7 のOSのまま残しておきたい方の仮想マシンと混同しないように注意する。(VMware Fusion 6 の場合だと) 経験上、リストの一番下に追加されるのですが、保証はできませんので、ご自身の責任でお願いします。

5. 問題なく起動できたら、今は特に用は無いので「Win 10」をシャットダウンします。

6. 「Win 10」が選択された状態で、「仮想マシンのライブラリ」の右下「クリーンナップを推奨」ボタンをクリックする。「クリーンナップを推奨」ボタンが表示されていない場合は、同じく右下部分の「丸矢印マーク」をクリックして表示させることができます。再利用可能な領域が全く無い場合は、「クリーンナップを推奨」ボタンは表示されないのですが、1度起動しているので、短時間でも再利用可能な領域が生まれているはずです。

7. 「Win 10」仮想マシンの設定パネルが開くので「名前」の項目を任意(例:Windows 10)に変更します。ちなみに、その下の「OS」の項目については選択式になっていて、プルダウンメニューの中に Windows 10 はまだ入っていないので、Windows 7 x64 のままで OK (この「OS」の項目が違っていても仮想マシンを使用する上で特段に悪い影響はない(Linuxの経験ではありますが、中身が本当は Debian 8 jessie なんだけど、Debian 7 を選択してインストールして普通に使用することができているので、Windows でも多分、この項目が少しくらい違っていても変な影響は無いはず))。

8. ここまでの手順により、「仮想マシンのライブラリ」のリストの中に、Windows 10 アップグレード用の Windows 7 の用意が無事、完了しました。

9. 後は、「Win 10」仮想マシンから Windows 10 無料アップグレードの予約 をしてみましょう。

 

関連記事

コメント

    • so-ra
    • 投稿日 (Posted on):

    実は、この記事を書くために、仮想マシンをいじくっていた後、いざ Windows 10 の予約をしようと思ったら、Windows 7 の通知領域に「Get Windows 10 アプリ アイコン」とやらが、表示されなくなってしまっていた。Windows Update で「更新プログラムの確認」を実行してみても、変化なし。

    「Get Windows 10 アプリ アイコン」復活の儀式

    アイコンをもう一度、表示させる必要がある。
    「Get Windows 10 アプリ アイコン」は、Windows Update から配信されている 更新プログラム KB3035583 をインストールすることによって追加されます。ということなので、

    更新プログラムのアンインストール 画面
    (コントロールパネル > すべてのコントロールパネル項目 > プログラムと機能 > インストールされた更新プログラム)
    で、更新プログラム KB3035583 を探して、アンインストールを実行。

    仮想マシンを再起動

    Windows Update で「更新プログラムの確認」を実行

    検出された 更新プログラム KB3035583 をインストール

    仮想マシンを再起動

    効果無し (>_<)   というわけで、途方に暮れている。

      • so-ra
      • 投稿日 (Posted on):

      何か手掛かりは無いものか?
      「Get Windows 10 アプリ アイコン」が表示されない事象について調べてみる。
      http://answers.microsoft.com/ja-jp/windows/forum/windows_10-win_upgrade/windows-10/e4aa4cb1-5119-4638-81ce-e41eacfa57ec

      Windows 10 を実行できないとみなされたパソコンには 2015/07/29 の前に Get Windows 10 のアプリは表示されません。2015/07/29 以降に システム トレイ にアイコンが表示されるようになります。 これは、アップグレードを選択した場合に、あなたの PC の互換性を簡単にチェックできることを確実に支援するためです。

      Windows 10 の仕様 – マイクロソフト
      http://www.microsoft.com/ja-jp/windows/windows-10-specifications
      システム要件
      PC やタブレットを Windows 10 にアップグレードするには、次の手順を行います。
      最新の更新プログラム お使いのデバイス上で、Windows 7 Service Pack 1 (SP1) または Windows 8.1 Update が動作していることを確認してください。
      プロセッサ: 1 ギガヘルツ (GHz) 以上のプロセッサまたは SoC
      メモリ: 32 ビット版では 1 GB、64 ビット版では 2 GB
      ハード ディスクの空き領域: 32 ビット版 OS では 16 GB、64 ビット版 OS では 20 GB
      グラフィックス カード: DirectX 9 以上 (WDDM 1.0 ドライバー)
      ディスプレイ (画面解像度): 1,024 x 600

      メモリは 3.92GB を割り当てている。
      しかしながら、ハードディスク容量をケチっているので、現在、空きが 15.8GB しかない(というかこれでも多いというか、無駄だと思っているのだが・・・)。
      最低 20GB の空き領域がないと、アップグレード不適と見なされるということなのか?
      ふむ、贅沢 & 生意気 な OS だこと・・・ (-_-;)
      でも別にメインで使うわけでもない仮想マシンに対して、20GB以上もストレージの余裕を与えてやる意義が見出せないんだよなぁ・・・
      具体的に何が原因で、「Get Windows 10 アプリ アイコン」が表示されないのか、はっきりしないし、なにより気分的に、あんまり Windows というものに対して、これ以上、迎合したくはないので、ひとまず、このまま(2015/07/29まで)様子を見ることにしよう。

    • so-ra
    • 投稿日 (Posted on):

    注意が必要な問題があります – レポートの表示 をクリック

    この PC は Windows 10 を実行できません
    システム要件を満たしていません。

    車両通行止めのマーク
    PCの状態
    この PC に Windows 10 をインストールできない理由は次のとおりです。
    VMware SVGA 3D
    お使いのディスプレイは、ディスプレイの製造元によって Windows 10 との互換性が認められていません。サポートについては、製造元に問い合わせてください。

    ・・・ディスプレイが関係するってか?
    色々な意味で、流石。
    笑える OS Windows 10 (^O^)

      • so-ra
      • 投稿日 (Posted on):

      Windows 10 へのアップグレードは、2009年発売の「Windows 7」以降の利用者なら、1年間はネット配信を通じて無料でできる。パソコン上で予約をしておくと、2015年7月29日以降、準備が整ったパソコンから通知が来て、更新することができる。
      現状、「Windows 10」をプリインストール搭載されたPCはすぐには売り出されず、2015年の年末商戦から各メーカーが扱う見通しだというから、「Windows 10」のパッケージ版を購入しない限り、もしかしたらそれまでの期間は VMware Fusion 上で、Windows 10 を利用することはできない、ということになるのだろうか?

      • so-ra
      • 投稿日 (Posted on):

      8月からAmazonでDSP版が発売されているから、結局、それを買った方が早いかもな。
      ベストセラー1位 – カテゴリ Windowsオペレーティングシステム

      Microsoft Windows10 Home Premium 64bit 日本語 DSP版 DVD LCP 【紙パッケージ版】+ USB増設PCIカード USB2.0
      64bit
      ¥ 18,144

      Microsoft Windows10 Professional 64bit 日本語 DSP版 DVD LCP 【紙パッケージ版】+ USB増設PCIカード USB2.0
      64bit
      ¥ 25,920

      • so-ra
      • 投稿日 (Posted on):

      申し訳ありませんが、このPCでは Windows 10 を実行できません。
      互換性のないものが1つ以上あるため、このPCはWindows10にアップグレードできません。

    • so-ra
    • 投稿日 (Posted on):

    「Win 10」仮想マシンに異変が発生。どうやらコピー品と見なされた模様。

    Black Windows 7 って、カッコいいかも!?

    画面の背景が黒くなり
    右下部分には
    Windows 7
    ビルド 7601
    この Windows のコピーは正規品ではありません
    というメッセージが表示されるようになった。

     

    Windows Update を起動すると、ダイアログが表示された。
    停止中: オプションの更新プログラムの配信
    ソフトウェアが偽造品である可能性があります。
    Windows Update からのすべての更新プログラムなどの Microsoft Windows のすべての機能を使用したり、最新の更新プログラムを取得したり、製品サポートを得るには、お使いの Microsoft Windows は正規品として検証される必要があります。

     

    OSの再起動後、アクティベートを促すダイアログが表示された。
    Windows のライセンス認証
    Windows のライセンス認証の手続きをすぐに行います
    ハードウェアまたはドライバーを変更した場合は、再び Windows のライセンス認証を行う必要があります。
    → ライセンス認証の手続きを今すぐ行う
    → 後で確認する

     

    正規品の Microsoft ソフトウェアを使用することが重要です
    非正規の Microsoft ソフトウェアを使用すると、お使いのコンピューターがウイルス、ワーム、およびその他の悪意のあるソフトウェアなど、高いセキュリティ リスクにさらされることになります。

    正規品のソフトウェアを使用するメリット
    ・ Windows のライセンス認証と検証を行うと、世紀の Windows ソフトウェアのみが対象となるダウンロードを始め、ソフトウェアに関するあらゆるメリットとサポートを受けることができます。
    ・ 正規の Windows ソフトウェアでは、Windows のすべての更新プログラムにアクセスできます。このため、セキュリティおよび信頼性向上の最新の改良点を、Microsoft からお使いの Windows ソフトウェアに確実に適用できます。

    次の有用なリソースを参照してください:
    ・ このコンピューターが組織または企業の所有物である場合は、システム管理者に詳細を問い合わせてください。
    ・ ライセンス認証、検証、正規のソフトウェアを使用するメリットの詳細は、正規の Microsoft ソフトウェア Web サイトにアクセスしてください。
    ・ お使いの Windows が正規品であるかどうか不明な場合は、How to Tell Web サイトにアクセスして確認してください。

    How To Tell
    (http://www.microsoft.com/ja-jp/howtotell/default.aspx)

      • so-ra
      • 投稿日 (Posted on):

      なるほど。
      Microsoft は、Windows のアクティベート(ライセンス認証)の際に、その Windows がインストールされているハードウェア、ドライバーとの紐付けに関しても管理している、ということなのだろう。

      「仮想マシンのコピーを Windows 10 無償アップグレードさせる作戦」は失敗か?

    • so-ra
    • 投稿日 (Posted on):

    「Boot Camp 6」、「Parallels Desktop 11 for Mac」に続いて、VMwareが「Windows 10」サポートの「VMware Fusion 8」を発売しましたね。価格は 新規が 9990円、アップグレードが 6290円。
    つまり、逆説的には、VMware Fusion 7 までのバージョンでは、Windows 10 をゲストOSとする仮想マシンは実行できない(ハンドリングできない、未対応)ということだろう。
    VMware Fusion 8 のシステム要件は、Mac OS X 10.8 以降、OS X El Capitan を推奨 となっているので、10.7 Lionのうちのマシンではどっちにしろ扱えないのだが・・ (^_^;)

      • so-ra
      • 投稿日 (Posted on):

      Mac OS X v10.6 Snow Leopard → OS X v10.7 Lion の系譜は、故スティーブ・ジョブズ氏の忘れ形見だからね。

    • so-ra
    • 投稿日 (Posted on):

    bootcamp でもアップグレードできる?

      • so-ra
      • 投稿日 (Posted on):

      このデバイスは Windows 10で互換性がありません。

    • so-ra
    • 投稿日 (Posted on):

    VMware Fusion 8 で Windows10にアップグレードしたけど、仮想マシンの名前が Windows7 のまま

  1. この記事へのトラックバックはありません。

*

人気記事ランキング

  • SEOブログパーツ
ページ上部へ戻る